1 印刷 |
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印刷に使用する用紙は「POP用紙」と表記されている厚紙を使用します。写真用の光沢紙でも代用ができますが、少しの汚れでも目立ってしまうという欠点があります。 |
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用紙は全てA4版を使用します。拡大・縮小などはせずに、そのまま印刷するとNゲージサイズになります。 |
2 本体部分の加工 |
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直線部分は定規をあててカッターナイフで切り取ります。面倒だからとハサミで切らないようにしましょう。(写真は屋上機器の切り取り風景) |
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曲線部分や定規であてるのが困難な細かな部分はフリーハンドで切り取ります。(写真は屋上機器の切り取り風景) |
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折り目は定規をあてて、指で押しつけながら曲げていきます。 |
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屋根部分の湾曲は机の角などで曲げぐせをつけていきます。 |
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このような感じに曲げます。正面の形にあわせて曲げる位置と角度を合わせます。 |
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正面(前面)と連結部(後ろ面)はこのような形に加工します。 |
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正面(前面)はこんな感じに曲げます。胴体部分の接合部に合わせて曲げる位置と角度を調整します。 |
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部品の接合は木工用接着剤を使用します。おすすめは「速乾」タイプです。通常タイプと比べると2倍は能率良く作業できます。 |
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木工用接着剤は「速乾タイプ」でも固まるまでに3〜5分はかかるので、いらない用紙に垂らして、爪楊枝やへらなどで塗っていくことができます。 |
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前面部を接着しました。青いのりしろ部分がはみ出していますので、乾いた後で切り取っておきます。先ほどの曲げた状態がこの写真でも確認できると思います。 |
3 屋上機器の加工 |
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屋上機器は細かい部品がありますので、製作者の加工技能に応じて省略する部分を決めて下さい。ここでは全ての部品を取り付けることにします。 |
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曲げる部分に定規をあてて、正確に曲げぐせをつけていきます。 |
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側面の形に合わせて曲げます。上手に曲げられたら、木工用接着剤をつけて、固定させます。写真は乾くまでの間、指で押さえつけているところです。 |
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こんな感じに仕上がります。 |
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屋根の湾曲に合わせてクーラーの側面も切れ込みが入っていることが分かります。 |
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木工用接着剤で屋根にとりつけたところです。 |
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細かいアンテナなどの接合部分には、カッターナイフで切れ込みを入れます。 |
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爪楊枝で穴を広げます。 |
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木工用接着剤で取り付けた様子です。ここまで細かな加工が上手にできると「鉄道模型を作っている」という実感が沸いてきます。 |
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細かな部分は爪楊枝やピンセットなどを利用すると良いでしょう。 |
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屋上機器がこのような状態に付けば完成です。 |
4 床下機器と車輪の加工 |
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床下機器はこのような感じに折り曲げて、のりしろ部分を床板の裏面(印字されていない面)に接着します。 |
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床下に関してはかなり省略していますので好みに合わせて改良を加えてください。 |
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台車を組み立てます。 |
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床下機器と車輪を土台に貼り付けた状態です。土台を本体にのり付けしたら、いよいよ完成です。 |