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7MHz帯用4.3m釣竿アンテナ Ver.02

使用方法(取扱説明書)
画像には過去に製作したアンテナの物を使用していますので、仕様が異なる部分がありますので、
あらかじめご了承ください。



この釣竿アンテナは、2分割になっています。(正確にはコイルケースが取れるので3分割)

まず、釣竿の先端から伸ばします。釣竿の先端のφ5mmの根元には、ビニルコードが付いているので、コードが根元の穴からするするっと入っていきます。

写真の中央部分が、コードがするするっと入る穴です。
コードの滑りが悪くて釣竿がうまく伸びないときは、こちらのコードを穴にくいっと差し入れるようにすると入ります。



釣竿部をコイルの上部に差し込みます。
そして、コードの先端の金具をコイルの上面に出ているネジに取り付けます。






モービルホイップ用の基台に取り付けて、アンテナアナライザーまたはSWR計(無線機内蔵を含む)で中心周波数を見て、低い場合は先端のφ2mmステンレス棒を短く、同調点が高い場合は長くして調整します。

ステンレス棒の長さ調整は、六角レンチを使って行います。

使用する周波数で、概ね1.5まで下がったら準備OKです。

近くに建物などの障害物がある場所では、同調点が高くなって、いくらステンレス棒を縮めてもダメなときがあります。その際は素直に場所を移動しましょう(*^_^*) ムリにステンレス棒を切ったりしても、同調点は合わせられてもSWRはとんでもなく高い数値が出てしまいます。とくに、最初の調整時は、自分のクルマ以外には何もない場所で行ってください。これ、モービルHFアンテナの調整のキホンです。

モービル基台がハッチバックの下の方に付いている場合は、やはり車体の干渉を受けて同調点が高くなってしまいます。移動先で停車中での運用と割り切って、なるべくルーフに近い場所に付け替えましょう。
当局の場合は、走行中とは別にもう一つのモービル基台を取り付けて運用中です。

念のために記載しておきますが、このアンテナはアースが必要です。一応、念のため……(*^_^*)


給電部から出ている2本の銅線は、コンデンサを取り付けるための端子です。
左側がアース、右側が芯線側です。

コンデンサが不要の場合は、何もつなげないで、そのままにしておきます。

ショートさせないようにしましょう。

当局のクルマの場合は、270pF と 100pF を並列に取り付けて 370pF にしたときにSWRが下がってくれました。

コンデンサの足を端子に巻き付けただけですが、この状態でも運用に支障はありませんでした。
とはいえ、キチンとハンダ付けをして、防水処理をした方が良いかもしれません。
まあ、お手軽運用を主題としていますので、今後もコンデンサも調節するかもしれないのでこのままでも良いような気もします。

キチンと調整すれば、けっこう広範囲でSWRが落ちてくれます。 →こちらのブログをご覧ください




つづいて片付け方です。
この手順に従って片付けていただくと長持ちします。

まず、釣竿の1段目のほうから片付けます。
ちょっと縮めたら……


釣竿の根元(コイルの上)から出ているコードを優しく引っ張ります。
すると、1段目の竿がスルスルと収納されます。


続いて、2段目を同様に収納します。

つまり、先端の方から短くするということですね。そうしないと中でコードが邪魔して竿が短くならないのです。


ステンレス棒の取り付け金具は…


スッキリと釣竿の中に収まります。
これ、自慢です。


釣竿からのコイルに接続したコードを外します。

釣竿部分をコイルから外します。
取り付け時とは逆の方向に回すと外せます。

このとき、コイルのケースを持たないでください。
接着剤で簡易的に固定しているコイルのフタが外れてしまいます。必ず塩ビパイプ部分を持って回してください。



コードが邪魔にならないように、こんな感じでらせん状に巻いておけばよいでしょう。

このまま、クルマの中にポイッと収納です。(投げちゃダメ)


製作の様子については、Ver.01とは異なる部分についてのみ紹介しています。 →→Ver.01の紹介はこちら

製作の様子

各部の詳細画像

使用方法の説明

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